UTMF落選その後。。失われたモチベーション。

昨年11月頭にUTMFに落選した。。
UTMFは、鏑木さんの強い思いの詰まった大会。そして私自身も2010年12月に京都で開催された事前意見交換会から参加し、2年連続でSTYの旅を楽しみ出場権を得て、いよいよ2014年は走れるんだとかれこれ3年越しで思い続けたずっとずっと走りたかった大会。。UTMFを長く想い続けているという事では、日本でも有数のトレイルランナーではないかと思う。

トレイルランニングを始めた頃からの仲間は、UTMF2012、UTMF2013ですでにほとんどが100マイルランナーになった。。。みんなから1年遅れての挑戦かぁと勝手に走れる気でいた。。以前、ブログにも書いたように昔から本当にくじ運はないので、ダメかもしれないという思いも心にはあった。

と思っていたら、実際に落選してしまい。。。
でも、落選してすぐに奈良県のイベントで鏑木さん、峰弘さん、三浦さんにお会いできるという幸運もあり、その3日間は本当に夢のようなひと時で、心の表面上は大丈夫と思っていた。でも、やっぱりどこかポッカリと心には大きな穴が空いてしまったようで、その後ロードをトレーニングしようと思っても、身体と心が全然走ることに向いていかない。。。この頃、ちょうど仕事も異常に忙しくなり、11月〜1月とまともなトレーニングをせずに過ごしてしまった。自分をコントロールできないことで、精神的にも疲れていく、ダメとわかっていても繰り返してしまう悪のスパイラル。。京都東山三十六峰で脚の違和感(力が出ない)を感じて、徳島千羽海崖では自分が情けないくらいの走りと脚の弱い感覚。。。千羽は初めて仲間と前泊して、旅行としては本当に楽しかったけれど、思い通りに走れない事に、なんだか疲れてしまった。前夜祭では、鏑木さんにも最近モチベーションを失ってしまっているんですと、相談してしまい。。今思えばあんな事相談しなければ良かったなと。。

DSC05892 - バージョン 2

そうこうしているうちに、落選してから、そろそろ4ヶ月。。。
大会まであと一ヶ月ちょっとになった。

失われたモチベーション復活のキッカケは、やはり鏑木さんから。。1月の徳島での千羽海崖で鏑木さんが何度も繰り返された「トレイルランニングを山のマラソン大会にしたくない!、山は楽しいです」という言葉に正直ちょっとドキッとした。。100マイルランナーという思いを心の中で繰り返すうちに、上手く文字では表現できないけれど、初心を忘れてしまい「トレイルランニング=100マイルを走りたい」になっていたのではないかと。。

2014UTMF落選はまだまだ身体も心も100マイルトレイルランナーになる準備ができていませんよ。という天の声ではないかと思う。自分を律せずトレーニングもせずに、ただ思い続けているだけでは当然ながら100マイルランナーにはなれない。

千羽が終わってから、もう一度初心に戻って、ゼロからまたトレイルランニングに取り組んでみようと、心拍計も外して、ペースも気にせず、ただただゆっくりと、走ること自体を楽しむように心がけている。。少しずつモチベーションが復活してきた。これからまた少しずつ積み上げていこう。今年の目標は、6月のKobo Trailと9月の上州武尊115K(ボランティアの可能性あり)。まずは、6月の弘法大師の道Kobo Trailで鏑木さんと峰弘さんに少しでも成長した姿をみせたい。

こんなモチベーションだった事もあり、UTMF2014はどうしようかと悩んでいた。。公式ボランティアは抽選になるかもとのことで他の人の機会を奪ってはと思い辞めにした。モチベーションも戻ってきたし、たくさんの友人ランナーさんが、UTMFとSTYを走るので、昨年に引き続き、ゴールを守りに行こうと思う。

私自身は、2015UTMFに向けて、弱い自分自身と闘いながら諦めずに地道に日々を過ごしていきたい。。

GOLDWIN WEB STORE

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です